令和4年度少年の主張茨城県大会は、9月23日(金・祝日)、神栖市文化センターを会場に約300名の参加を得て、3年ぶりに本格的な内容で開催することができました。
今回、新型コロナウイルス感染対策のために会場の定員を2分の1以下として、体温チェックをはじめ発表者ごとにマイクの交換や演台の消毒を行うなど、参加された方々には、さまざまな制限をお掛けしましたが、無事に大会を終了できました。
この大会は、1979年の国際児童年を記念し、中学生が、社会や世界に向けての意見や提案、日頃抱いている思いや考えを発表する場として始めたもので、今年で44回目を迎えました。コロナ禍の大変な状況においても、139校の11,631名が参加し、学校代表として239名が推薦されました。その中から選ばれた10名の皆さんが、豊かな感性で綴られた作品を、自信をもって力強く主張発表され、共感と感動を与えました。
客席では、神栖市内8つの中学校から集まった生徒の皆さんが、真剣な眼差しで聴いていたことも深く印象に残りました。今回、直接、生の声が聴ける機会を設けていただいた神栖市様には改めて感謝いたします。
アトラクションでは、地元中学校の先輩である神栖市PR大使の柳家三之助様による落語が披露され、会場をエネルギッシュに、自然に元気が湧いてくる雰囲気にしていただき大会を一層盛り上げてもらえました。
発表された10名の皆さん、会場で同世代のメッセージを心に刻んだ皆さん、そして、主張文募集に参加された中学生の皆さんが、この体験を機に、社会の一員としての自覚と社会参加への意識を更に高めていただくことを願っています。
昨年度に引き続き、発表者10名の主張を収録したCDを県内すべての中学校や関係機関へ無償で配付いたします。ぜひ、校内放送や地域での研修会などで、中学生からのメッセージを多くの方に聴いていただきますようお願いいたします。
この大会が滞りなく終了できましたことに対し、ご後援をいただきました茨城県、茨城県教育委員会、茨城県学校長会、茨城県私学協会、(株)茨城新聞社、(株)茨城放送、水戸西ライオンズクラブ、選手直筆のサイン入りサッカーボールを寄贈していただいた(株)鹿島アントラーズFC、また、主張文審査にお骨折りいただきました審査委員の方々、主張文応募にご協力くださいました関係各位に深く感謝申し上げますとともに、大会の準備運営に絶大なるご協力とご支援を賜りました神栖市、神栖市教育委員会、神栖市学校長会の皆様方に心から御礼申し上げます。
大会審査結果
※ 優秀賞は、五十音順。
※ 「発表主題」をクリックすると主張文がご覧になれます。